むとうぶろぐ

日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅱ 三 「意匠」剥離の後に来るもの

マルクス主義的理論は抽象的で飛躍が大きく、現実の行動と必ずしも一致しないかもしれない。陸上自衛隊のように目的と行動が対応している場合は、理論の意味が見えやすい。言葉に頼らず、行動と目的の整合性を意識することが、理論の暴走を防ぐヒントになりそうだ。
日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅱ 二 プロ文学理論における政治的および科学的なトータリズム

マルクス主義の異質さと、文学・政治のリアリズムのズレを考察。流行に惑わされず、自分の目で本質を見極める重要性を問う章。
日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅰ 四 おわりに

雑居から雑種へ。日本思想の特性を整理しつつ、理想と現実、知的潮流とのズレを読み解き、主体の強靭さが問われる章。
日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅰ 三 天皇制における無責任の体系

本章では、日本の天皇制と国家運営における「無責任の体系」を考察。個人が無限責任を負うのではなく、協力体制や権威の分散によって国家が成立する仕組みを読み解く。日本人の地域社会への帰属意識や権威との関わり方も含め、個人と国家の関係の独自性を示す。
日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅰ 一 無構造の伝統の原型としての固有信仰

日本の思想を読み解く読書ノート。神道の「無限抱擁性」と思想的雑居性を通じて、日本的伝統の柔軟さと道具化の本質を考察。西洋思想や宗教も内包する神道の特性から、日本人の適応力と戦略性を紐解く一章。
日本の思想

むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅰ 一 逆説や反語の機能転換

民主主義やキリスト教すら、日本では原理よりも「便利な道具」として受け入れられる。逆説や反語の受け取り方から、日本人の柔軟性と歴史的適応力を考察する一章。
読書ノート

むとうの読書ノート 論語 泰伯第八 一三

戦国の世で重宝されるものと孔子の理想の対比。「貧しく賤しいことは恥か、国の道が狂っていることは恥か」と問い、価値観と現実のギャップを考察する章。
ラッセル幸福論

むとうの読書ノート ラッセル幸福論 第1部 第8章

ラッセルは「被害妄想は自己の認知のズレ」と説く。しかし、実際の被害と妄想の境界は曖昧で、誰もが完全には割り切れない。自分を構造的に見つめることの重要性を考えさせられる章。
ラッセル幸福論

むとうの読書ノート ラッセル幸福論 第1部 第7章

ラッセルは理性で伝統的道徳を仕分けすべきだと説く。しかし実際には、長い歴史の中で生き残った伝統には、それなりの合理性が潜んでいるかもしれない。道徳と理性の折り合いを考えさせられる読書ノート。
ラッセル幸福論

むとうの読書ノート ラッセル幸福論 第1部 第6章

ラッセルは「幸福ならねたまない」と言う。しかし現実には、幸福な人でもねたむことがある。幸福とは何か、ねたみとの向き合い方を考える読書ノートです。