むとうの読書ノート 日本の思想 Ⅰ 四 おわりに

日本の思想

【素材】
(本・記事・章タイトル・著者など)
→日本の思想 Ⅰ四 おわりに

【引っかかった点】
(引用 or 要約を1〜3行)
※「正しい」「共感した」ではなく
👉 引っかかった/ムッとした/違和感があった点
→雑居を雑種にまで高めるエネルギーは認識としても実践としてもやはり強靭な自己制御力を具した主体無しでは生まれない。その主体を私たちが生み出すことが、とりもなおさず私たちの「革命」の課題である。

【最初の反応】
(読んだ瞬間に浮かんだ感情・思考)
例:
・反発した
・腑に落ちない
・図星を突かれた
・でも現実では違う気もする
→なんかマルクス主義を神格化している?

【なぜ引っかかったか】
(自分の経験・価値観・今の状況との接点)
※ 家庭/仕事/育児/身体/内閣システム など自由
→家庭の実情が、温和で調和が取れてと表現しはじめ、マルクス主義の話が出て、最後に「革命」の言葉が出た。マルクス主義者の特徴として、村落の素朴な農家の生活を偶像化し、実態と離れる傾向があると私は思う。

【今の仮結論】
(今の段階での整理)
※ 正解を出さなくていい
※ 後で変わってOK
※ むしろ変わる前提
→壮大な国家間や国家運営から、土台としての村落の姿が描写された。
統治者は、地方自治の影響を家庭内までは浸透させない配慮があったと記述している。
しかしこれは、実態としてあったとは思えない。
戦争が過熱化した原因の一つとして、村落の貧困化は影響の一つとしてあるからだ。貧困ゆえに東北の農家から売られた娘はたくさんいるのだ。

牧歌的で愛に溢れる家庭生活が、農村であったと考えるのは、少し空想に浸りすぎている感がある。

西洋化に伴う官僚制が近代日本の立身出世に紐づき、官僚制で上に行くことが日本国民の立身出世になった。
ここまでは納得できる。ただ、当時の文学者が立身出世から挫折してなどのくだりも、なにか浮ついた考察に感じる。

また、マルクス主義だけが、科学的論考を日本人に突き付けたという論も信じがたい。

著者はキリスト的な素養が無いゆえにいうが、キリスト教を危険と感じ弾圧した経緯もある。日本的な判断の結果、キリスト教が一部でしか勢力を伸ばさなかったのみである。

議論無く概念を取り込む雑居から、原理原則を議論して混ぜ合わせる雑種の先に「革命」を繋げるのはなぜなのか?

日本と認識されるものの強みは、庶民の無限責任と、統治機能の無責任による、意思決定の思い切りの良さであると私は感じている。

何か雑種で強固で好きな理論を構築したとして、固めれば固めるほど、折れやすくならないか?

【保留メモ】
(今は結論を出さない問い)
→マルクス主義の何がこの時代の知的エリートを魅了したのだろうか?

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