孫子


孫子』(そんし)は、紀元前500年ごろの斉国(今の中国の位置にあった国で春秋時代とも呼ばれる)の軍事思想家孫武または紀元前340年ごろ戦国時代の斉国の孫臏の作とされる兵法書。武経七書の一つ。古今東西の軍事理論書のうち、最も著名なものの一つである。紀元前5世紀中頃から紀元前4世紀中頃あたりに成立したと推定されている。

『孫子』以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かった。孫武は戦争の記録を分析・研究し、勝敗は運ではなく人為によることを知り、勝利を得るための指針を理論化して、本書で後世に残そうとした。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


私見

言わずと知れた「戦略書」

しかしながら「戦わずして勝つ」では、理解が浅い。

「戦争をすると必ず損をする。なるべく国家繁栄のために控える。
 しかし、やるからには絶対に勝つ」が正しい。

戦いに勝つという事を徹底的に追求した本である。

正々堂々やフェアなどは一切排除した勝ちに徹した考え。
負けるという事は、全てを失うという事。
国家存続、国民の生活が破綻すること。

勝つためには情報が最優先で、情報を取るためには
人の命すら犠牲にすることをいとわない。

一般市民である我々が真似をすると人生を破綻させる内容である。

しかしながら、やる人はやるのである。

この本で学べることは、

  • 本当の勝利は戦って勝つことではなく、争い無く生きていける努力をすること。
  • もし本当の命のやり取りをすれば、簡単に命を奪われる可能性があるという事。

以上の2点が大きい。

そこまで大きく考えなくても、ちょっとした困難に立ち向かう術も学べる。
「大は小を兼ねる」、ちょっとした困難に対する術も学べるそんな本です。

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読書ノート集

以下、「孫子」の読書ノートを時系列にご紹介します。
最初は戸惑いながら読み進めていたが、徐々に理解が深まっていく過程も含めて記録しています。


・「補給はしない、敵から奪う」という大胆作戦も孫子の姿勢なら成り立つ。


・勝つために、勝つことに固執しない。もっと高い次元で国家を運営する。


・大決戦の末に圧勝などは目指すものでは無い。日常的な関係で上に立つべきという話。


・必勝の策なんて存在しない。孫子は「信賞必罰」の徹底で、組織の良し悪しが分かりやすいと述べている。
 わかりやすければ改善が出来るが、ごまかすとできない。


・徹底的に数値まで落とし込み比較して勝敗を予測する。それで勝てるまで戦わない。


・戦いに勝つときは勝者には「形」がある。「形」は徹底した準備で作られる。


・「奇正」も「虚実」も神算鬼謀ではなく、兵員の適切な配置の成果である。


・奇策は極めることはできない。しっかりと数を揃えて、勝つべくして勝て。


・勝敗を決する「勢」。それは「形」があってこそなのだという事。


・自分の意図を相手に悟らせないことが大切。


・ここが孫子の肝であり、一番残酷な所だと思う。


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