育児初期の試練と学び
私は産後パパ育休制度を利用して、休業手当が100%もらえるようにしました。
産後パパ育休は、産後の8週間のうち4週間を育児休業できる制度です。
以下のURLから厚生労働省の公式ページへ移動できます。

私はこの制度で、8週間の後半4週間を育児休業しました。
つまり、だいたい生後1ヶ月から2ヶ月の期間です。
産後の前半1ヶ月、妻のお母さまが手伝いに来てくださり、しばらくの間、私、妻、妻のお母さま、子どもという四人で生活することになりました。
正直に言うと、あの期間は私にとってかなり肩身が狭かったです。
妻とお母さまは女性、私と子どもは男性。
でも、実際には育児や生活の主導権が自然と妻とお母さま側にあります。
その中で、私は「どう自分の立ち位置を見つけるか」に悩みました。
家事のやり方、育児のペース、食卓の空気──
どれも私の普段の生活とは異なり、最初は自分の存在感をどう保つべきか分からなかったです。
けれど、あの時期こそ「太陽型で生きる」ことを身体で学んだ大切な経験でした。
まず「場の目的」を優先する
「太陽型」とは、相手を立て、場を整え、まず自分を後回しにして動くことです。
その瞬間は、正直なところ、何も返ってこないように感じるかもしれません。
「私が頑張っているのに、なぜ何も返ってこないのか」と思うこともあるでしょう。
でも、この「返ってこない時期」に学ぶべきことがあります。
それは、“自分が尽くしたことで場が動き、やがて自然に返ってくる”ということです。
私が前に出れば摩擦が生まれるだけだと分かっていたので、一歩引いて場を整えることに集中しました。
掃除・洗濯・買い物・育児──自分ができることを、黙ってやる。
意見を主張するのは、すべての事が整ったとき。本当に最後の手段です。
その結果、少しずつではありましたが、状況が変わっていきました。
最初は“気を使われている存在”だった私が、やがて“信頼される存在”に変わり、
「今日は少し休んでていいよ」「ジム行ってきたら?」と、向こうから気遣ってくれるようになりました。
役割を引き受け、場を温める
あの肩身の狭さを感じていた時間は、まさに私にとって「修行」のようなものだったと思います。
「力を振るわなくても周囲が動く」ことを、実際に体験として学べたからです。
場に尽くすことで、信頼が積み重なり、自然と自分の目的も達成されていきます。
そのような関係性を築くためには、最初から自分の利益を求めるのではなく、周囲を支え、場を安定させることが先決だということを学びました。
自分が必要な役割を引き受けることで、その後に自分の立場も少しずつ確立されます。
結果として、自分の体や時間も手に入れることができるのです。
現在の生活と効率化の成果
現在、妻と子どもと三人で暮らしており、育児休業は終わり、私は仕事に復帰しています。それでも、時間ができるようになったのは、育児の分担が明確になり、家事が効率的に進むようになったからだと思います。
妻との協力のもと、家事や育児を分担し、私自身も仕事をしながらもジムに行く時間を作れるようになりました。
最初は不安だったものの、段々と家庭内での役割が定まってきたことで、私自身も心に余裕を持てるようになったと感じています。
北風は最後の手段
もし最初から北風型で強く主張していたら、周囲との摩擦が生まれていたことだろうと思います。
でも、場を整え、信頼を積み重ねてきた後なら、北風は最小限で済むはずです。
「最近、ジム行けてる?」と、向こうから気遣ってくれる。
あるいは、軽いお願いでも、相手は快く聞いてくれるようになります。
だから、北風は必要だが、基本は太陽型で場を進めることが大事です。
最初から我を通さずに、信頼と実績を積んでから使う北風は、驚くほど効率的に状況を動かすことができます。
結論:まず場を整え、後から自分の目的を取る
場に尽くすことは、自己犠牲でもなく、ただの善行でもありません。
それは、戦略的に場を整え、自分の役割を確立することで、最終的に自分が望む結果を得るための道筋だということです。
まず自分の役割を果たし、場を温めることで、自然に自分の目標も達成されます。
「力を振るわなくても周囲が動く」ことが分かるようになると、
その後の人生がまるで変わったように感じるはずです。
今すぐ取り入れられる実践
- まず周囲の「負担」を探し、引き受ける
小さな役割でも、自分ができることで場をサポートする。 - 周囲の協力を引き出すために、積極的に動く
自分のためだけでなく、みんなのために役立つ行動をとる。 - 小さな習慣を続け、信頼を積み重ねる
毎日の行動が信頼を作り、その信頼が後の自分の利益になる。 - まず「与える」ことを優先する
見返りを求めるのではなく、まず周囲に尽くす。必ず返ってくる。 - 北風は最後の手段として、状況が整った時に使う
それまでは、太陽型で信頼を積み重ねることに集中する。


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