ステーキングとは、特定の仮想通貨を保持することでリターン(報酬)として仮想通貨を得ることができるという仕組みです。
メリットの多さから仮想通貨の増やし方の一つとして注目されています
この記事では、ステーキングの特徴やメリット・デメリット、ステーキングのやり方などについて説明していきます
ステーキングに興味がある人、挑戦してみたい人はぜひ本記事を参考にしてみてください
ステーキングとは
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保持することでその対価としてリターン(報酬)を得ることができる仕組みです。
ステーキングできる仮想通貨は、PoS(プルーフオブステーク)と呼ばれる承認方式を使用しています
PoS(プルーフオブステーク)は、銀行などの仲介がなくても、すべての取引が確実に検証かつ保護されるようにする方法です
3つのメリット
保有するだけで報酬が入る
ステーキングは一度仮想通貨を預けると、それ以降必要な作業がありません
取引を必要とせずに、仮想通貨の保有枚数が数%ずつ増加していきます
何もしなくても保有枚数が増えることは非常に高いメリットであると言えます
利回りが高い
メガバンクの金利はでも年0.001%と低金利
ですが、ステーキングの金利は平均して年3〜7%と高利回り
テゾス(XTZ):報酬年率 2.1%〜4.3%
シンボル(XYM):報酬年率 3.2%〜4.5%
カルダノ(ADA):報酬年率 3.3%〜4.7%
ローリスクな運用が可能
仮想通貨の相場は基本的にはボラリティ(変動)が大きいです
しかし、ステーキングをしていれば、安定した報酬が入ってきます
精神的な損失への不安が減り、安心してローリスクな運用が可能です
3つデメリット
ステーキング中の仮想通貨は動かせない
ステーキングは預けて報酬を貰う仕組みなので、引き出すと報酬をもらえなくなります
国内取引所ではステーキング中のロック制度はありません
バイナンスではロック期間が30、60、90日と決まっています
ステーキング中の価格変動
仮想通貨は基本的に法定通貨などに比べてハイボラリティ
ステーキング中に価格が下落する可能性があります
短期的なトレードや一攫千金などを考えている方は控えましょう
長期的な投資、将来性を期待する方にはステーキングはオススメです
リターン(報酬)が少ない
ステーキングの年利は平均して約3〜7%
そのため、得られる利益は元本にもよりますが、売買による利益よりかは少ないのが事実
大きく資産を増やしたい方は、ステーキングに不向きです
ただし、銀行に預けるよりははるかに高い利益を狙えるのも事実
自身の運用目的を再度明確にしたうえで、適切な運用方法を選択しましょう
ステーキングはこんな方にオススメ
ステーキングはデイトレードのような短期売買ではありません
そのため、仮想通貨の運用方法は、しっかりと検討した上で行いましょう
ステーキングに向いている方はこちらを参考にされてください
長期的に保有する予定の人
仮想通貨の取引などはせず、保有のみしておきたい人はかなりオススメです
仮想通貨を保有することに加えて定期的に仮想通貨の枚数を増やすことが可能なので、ただ保有するよりもお得です
低リスクで仮想通貨を増やしたい人
仮想通貨の取引はハイリスク、ハイリターンなことが多く、低リスクで資産を増やすことは難しいです
しかし、ステーキングであれば、預けるだけで、リターン(報酬)を得れるので低リスクで仮想通貨で利益を出すことができます
高利回りで運用したい人
仮想通貨のステーキングは銀行の普通預金などよりもはるかに高い利率でリターン(報酬)を得られます
少しでも高い利率で運用したいと考えている場合、ステーキングがオススメです
近日に売買予定がない人
保有している仮想通貨の売買予定が近日中にない方は、取引をするまでの間ステーキングを行い、コツコツと保有通貨の枚数を増やすことが可能です
保有している仮想通貨の価格が下落しているうちは、ステーキングも1つの運用方法として検討してみるのも良いでしょう
ステーキングに最適な仮想通貨銘柄&選び方
仮想通貨銘柄を選ぶときのポイント
2 取引所で扱っている銘柄
3 長期的に将来性のある銘柄
国内でステーキングができる銘柄は3種類
テゾス(XTZ):報酬年率 2.1%〜4.3%
シンボル(XYM):報酬年率 3.2%〜4.5%
カルダノ(ADA):報酬年率 3.3%〜4.7%
ADAで簡単シュミレーション
GMOコインで実際にシミュレーションしてみました
1番利率の高いカルダノ(ADA)で検証してみました
保有数量を100枚(約6000円分)
1日あたり約0.6円、1ヶ月あたり約19.5円、1年あたり約242円の計算になりました ※価格によってこの金額は変動します
100枚預けると1年間で約4枚のADAコインが増える計算となっています
保有数量(元本)が多ければ、得られるリターン(報酬)も大きくなります
個人的にはADAコインに将来性を感じているので、私自身ステーキングしています
何もせずに定期的に報酬が入るのは嬉しいです
ADAについてこちらで詳しく説明しています

ステーキングができるオススメ取引所
GMOコイン
国内でステーキングができる取引所(2022年7月現在)
テゾス(XTZ)シンボル(XYM)カルダノ(ADA)の3種類の通貨から選んでステーキングすることが可能です
GMOコインでは通貨を購入し、すぐにステーキングを始めることができるため、初心者の方にはオススメの取引所です
Bybit
海外の取引所ですがステーキングできる仮想通貨の種類は20種類以上
(2022年7月現在)
利率一覧
BTC |
1.68% |
ETH |
2.13% |
USDT |
4.25% |
BUSD |
2.20% |
DAI |
3.00% |
AXS |
2.20% |
AVAX |
5.20% |
DOT |
5.50% |
SOL |
1.10% |
MATIC |
1.65% |
ATOM |
1.56% |
FTM |
1.34% |
SHIB |
0.94% |
NEAR |
4.40% |
ONE |
2.92% |
BIT |
2.50% |
KASTA |
6.5% |
ADA |
2.33% |
期間限定銘柄 |
|
USDC |
5.50% |
KON |
666% |
MOVEZ |
666% |
日本語にも対応しているので、初心者の方でも簡単に始めることができます
\公式サイトはこちら/
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紹介コード: JQYNNV
ステーキングのやり方
②ステーキング対象の通貨を購入する
※購入すれば、特別な手続きなど必要ありません
購入又は、他の取引所から対象の仮想通貨を送金するだけでステーキングができます
ステーキングに関するQ&A
ステーキングと貸暗号資産は違うの?
結論:違います
ステーキングは、仮想通貨を保有することでブロックチェーンから報酬を得られる
貸暗号資産は、取引所に仮想通貨を貸し出し、報酬を得られる
ビットコインはステーキングできないの?
結論:出来ません
ステーキングはPoSというアルゴリズムを導入している通貨に限り可能です
ビットコインはPoWというアルゴリズムでマイニングしています
※貸暗号資産などは可能です
ステーキングにも課税されるの?
結論:課税されます
仮想通貨で得た利益は全て雑所得扱いとなり、課税されます
20万円以下の雑所得であれば、非課税対象です
ステーキング報酬を受け取れない場合はありますか?
結論:あります
保有数量が取引所指定の数量を満たしていない場合ステーキングの対象となりませんのでご注意ください
まとめ
メリットは保有するだけで報酬が入る、利回りが高い、低リスクでの運用が可能。
デメリットはステーキング中の仮想通貨動かせない、価格変動が起こる、リターン(報酬)が少ない
ステーキングは長期保有する方、高利回り・低リスクで運用したい方、近日に売買の予定がない方にオススメ。
始め方は仮想通貨取引所のアカウントを作成し、保有するだけ
国内ではGMOコインのみ取り扱っている(2022年7月)
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