「武士道」で世界的に有名な著者(新渡戸稲造)の、実践的人生論。明治から昭和へ148版を重ねた驚異的なロングセラー。主に青少年に多大な影響を及ぼした。現代的表記で読みやすく復刊。
「MARC」データベースより
私見
「武士道」を書いた新渡戸稲造先生の人生論。
新渡戸先生が、前向きで繊細かつとても公正明大な方である様子が
非常に文章に出ていて、とても読みやすく、勇気を与えられる本です。
特に、新渡戸先生は、生涯かけて本の内容を実践している方であるので、
本の内容は、軽薄な意見ではなく、重みがあります。
ただ、新渡戸先生は、武家の出身ですので、どうしても高貴な視点から
論が展開されやすく、理想論も多いです。
それは「武士道」でも反映されていると思います。
私の読書ノートは、基本的には新渡戸先生のお言葉にうなずくことしか
できない中で、「うん?」と思ったところを取り上げがちなので、
新渡戸先生に対して反抗的に思われるかもしれませんが、
私は、新渡戸先生の考えも生涯通しての生き方も尊敬しております。
そんな新渡戸先生との対話の様な読書ノートをぜひご一読いただければ幸いです。
読書ノート集
以下、「修養」の読書ノートを時系列にご紹介します。
基本的には全面的に納得ですが、「いや、でも先生?」という内容をお楽しみください。

むとうの読書ノート 『修養』|徳の貯蓄について
「徳は貯蓄できる」という言葉に立ち止まる。善悪の定義は可能なのか。どんな境遇でも自分はどう在りたいのかを考え続ける、『修養』から始まった思索の記録。
・「徳」を貯蓄できるというが、本当か?徳の貯蓄をした人間はどんな環境でも喜々とする?

むとうの読書ノート 修養 第十二章 世渡りの標準
修養第十二章「世渡りの標準」を手がかりに、善悪の基準が揺らぐ現代で「善用=創意工夫」として生きる視点を考察する読書ワーク。
・道理の判断と善悪の基準は、そんなに簡単に見極められるのか?

むとうの読書ノート 修養 第十章 逆境にあるときの心得
修養第十章「逆境にあるときの心得」を読み解き、逆境は境遇ではなく「あるべきと思う心」が作るものだという視点から、生存と現実行動に接続する読書ワーク。
・順境も逆境も、心の置き方次第で決まるのである。