『日本の思想』(にほんのしそう)は、日本の政治学者で日本政治思想史が専門の丸山眞男による著作である。岩波新書(青版)の1冊として、1961年に岩波書店から刊行された。
岩波講座『現代思想』や『図書』など、それぞれ別の媒体に発表された論考を集成したもので、2つの論文体の論考と2つの講演体の論考からなる。発表論考はそれぞれ1957年から1959年の時期のものである。歴史社会学者の小熊英二は、この時期の丸山の執筆論考の特徴として、『現代政治の思想と行動』に見られるような時事評論的な文章の数が減り、次第に日本政治思想史の研究に回帰していく時期であると指摘している。また、本書収録の所論考のうち、「「である」ことと「する」こと」は、高校国語(現代文)の教科書に掲載された経験がある。
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私見
なぜ今、日本がこのような構造なのかを丸山先生が教えてくれる良書。
この本を読んで、日本という国は、大きな保険機構として存在するのだと理解した。
他国とは明確に成り立ちが違うので、議論が成り立たないのだと。
日本の宗教観、天皇観、政治観、その様なものも深く分析されていて、
日本男児は一度は読んだ方が良いと思う。
ただ、途中で、文壇とマルクス主義の話が出てくる。
ここは正直興味が無かったので、読んでて辛かった。
総じて、日本という国家の強靭さが理解できる本で在り、
日本という国家のしたたかさを味わいたい人におすすめです。
読書ノート集
以下、「日本の思想」の読書ノートを時系列にご紹介します。
途中でマルクス主義と文壇への興味の無さが散見されますが、日本への理解が進むノートとなっております。
・日本は、全ての思想を議論せずに、日本文化に内包してしまう。思想を道具化してしまう。
・神道は、「すべてを飲み込み」斬新な日本の発明。
・無責任構造ゆえに、大きな責任構造をつくる日本の統治機構の話。
・マルクス主義が、文壇を変えてしまった話。
・政治的リアリズムは日和見主義的ではないが、つねに日和見的であることを要求する。
・一人歩きした「指導理論」。本当の指導理論とは、実体あってのもの。
・徳川300年の治世は、「である」構造の上で胡坐をかいていたのか?






