人生は“15分”で変わる|日常の1%を徹底的に見直せ

心の戦略

毎日忙しく過ごしていると、「人生を変えたい」と思いつつも、なかなか行動に移せないことがあります。
実際、私たちの生活の大部分は無意識に積み重なった習慣で構成されており、何十年もかけて培った生活の90%は、ほぼ固定化されていると言っていいでしょう。

簡単には、大きく変化できませんし、大きな変化は、日常生活に無理が生じて長続きしないでしょう。

自由に使える時間は1日の10%程度、つまり24時間のうちせいぜい2~3時間です。

しかし、余暇やストレス解消に使う時間もあり、この10%でさえ全体を最適化するのはほぼ不可能です。

この中で、我々は必死にやりくりをして、ストレス解消や娯楽を楽しんだりしています。なくてはならない、かけがえのない10%です。

だからこそ、その貴重な10%の時間のうちの一部だけ変えてみる。

日常の1%だけを意識的に改善することが効果的です。24時間の1%は約15分。たった15分ですが、毎日積み重ねれば大きな差になります。無理に全体を変えようとせず、まずはこの1%を徹底的に変えてみましょう。

以下では、1日15分で出来るもので実際に私がやってみたことを並べています。どれも一般的なものでありきたりですが、ありきたりで当たり前だからこそ効果は絶大です。

1. 身体・健康

  • 15分の筋トレやストレッチ
    毎日少しの運動を取り入れることで、体力・集中力・気分の安定が改善されます。たった15分でも習慣化すれば、疲れにくくなり、日常のパフォーマンスが底上げされます。
むとうぶろぐ
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15分運動というと軽めのイメージですが、実際に15分間集中するとかなりハードです。

腕立てだけでも熟達した人なら、200回以上できる時間です。

私が今利用しているエニタイムフィットネスは、パワーラックの使用時間制限が20分となっています。そこで、BIG3とミリタリープレスを一日一種目行っておりますが、片付けもあるので、実質的には15分程度のトレーニングです。

それでも、怪我無く重量は伸びていて、BP120㎏、DL180㎏、SQ160㎏、MP70㎏は、問題なく挙がります。

15分でも継続すれば、体は十分に鍛えられます。

むしろ継続が一番大切です。

2. 知識・学習

  • 15分の読書や学習
    知識や思考力の向上は、長期的に大きな差を生みます。毎日15分だけでも、月に7時間、年に約90時間の学びになります。積み重ねることで、自分の視野や判断力が変わってきます。
むとうぶろぐ
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受験勉強や宅建士の資格勉強、パーソナルトレーナーの資格「NESTA PFT」など、様々な資格試験を経験しましたが、残念ながら、15分の習慣化は、私にはできませんでした。私は、根性型で、その一つにのめり込むタイプだからです。しかしながら、長期的な視野を持って、コツコツやる人の方が、成績や合格率は良い気がします。知識の定着としても、一気に頑張って1日10時間を9日やるより、1日15分1年で90時間の方が良いでしょう。

読書の習慣化は非常におすすめです。我々は忙しいので、読書の時間は意識しないと作れません。動画やWEBサイトなどの方が良い気がしますが、やはり内容の濃さでは、本に適うものはありません。

いろいろな媒介を通じて情報を得ている現代ですが、ほとんどが偽情報や誰かの意図によりゆがんだものが多いです。

骨太な古典的書物を継続的に読むことによって、玉石混交の情報を見極める知性を磨くことができます。

3. 思考・整理

  • 15分の日記やタスク整理
    心の整理や行動の優先順位を明確にすることで、無駄なストレスを減らせます。1日15分、自分の考えを言語化するだけでも、気持ちが落ち着き、次の行動がスムーズになります。
むとうぶろぐ
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私は、20歳から日記を続けています。コツとしては、毎日必ずとかこだわらないこと。あととりあえずなんでもいいから書き出してみること。

愚痴から始まってもいいし、本当に思いつかなければ、「書くことが無いなあ…」と書きだしてもOKです。筆が動けば思考も動きます。意外にそこから話がつながったりすることがあります。

利点は、自分の感情を言語化できる能力が付くことです。また、自分の思わぬ感情を理解出来たり、ネガティブな感情をポジティブに変換できたりします。

今の時代、複雑な自分の感情の傾向を理解していると便利です。

4. 創作・アウトプット

  • 15分のブログやアイデア出し
    小さなアウトプットでも、自己表現や成長の種になります。毎日の習慣として続ければ、数か月後には大きな成果や自信につながります。
むとうぶろぐ
むとうぶろぐ

このブログもその為に始めてみました。

自分でおぼろげに考えてきたものを、ブログとして皆様に伝わるように、工夫する過程は、実生活でも活きてきます。

日常の会話で、自分の言葉で人に伝える。これは簡単なようで、難しいことです。

特に、口下手な人は、内省時間が多く、哲学的な思考が頭の中でぐるぐるしていることもあると思います。

それを外に出してみると面白い化学反応があるかもしれませんね。

5. 生活改善

  • 15分の片付けや準備
    生活環境を整えるだけで、心の余裕と効率が上がります。小さな積み重ねが、1日の快適さや安心感を大きく変えます。
むとうぶろぐ
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本当に自分の生活が乱れていて、どうしようもないと感じている人は、掃除や片付けの習慣化を本当にお勧めします。

月並みですが、部屋の状態がご自身の精神状態に反映されているからです。

部屋が、床にあるものを捨てていくだけで、少しでもきれいになると。行動力が少しだけ復活します。

掃除や整理を習慣にできたなら、先に挙げたものの中で、一番人生を変えるかもしれません。

以上5点、一般的なものを挙げてみました。

本当は、どれもが習慣化をすると非常に武器になるものです。

しかしながら、今の現状を考えて、一つだけ選んで、1日15分だけやることを徹底してみてください。

それ以上は、しなくていいです。

大きなことを一気にやろうとすると絶対に続きません。

ただ一つ、やらなければ気持ち悪いと思うまで、やり続けてください。

その時には、その一つの事が、自分の大きな武器になっていると思います。

その時、人生は大きく変化しているでしょう。

  • 無理に全体を変える必要はない
  • まずは日常の1%、15分だけを徹底的に改善する
  • 積み重ねることで、少しずつ人生は変わっていく

1%の改善は小さな一歩ですが、その一歩を毎日繰り返すことで、あなたの人生は確実に変わります。
今日の15分、どこに使うかを意識してみてください。

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